ヤドカリ船長の航海日誌

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少子高齢化社会における子供の教育

こんにちは。ヤドカリ副船長の妻です。

最近読んだ本「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」、の内容がかなり衝撃的でしたので、感想とともに記録しておきます。

日本が少子高齢化に直面しているのはご存じの通りですが、今後どのような状況になるか、具体的な時期まで意識することは少ないのではないでしょうか。

 

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1.100年後には総人口は5,060万人に

 上記「未来の年表」では、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来人口推計」のデータに基づいて人口減少カレンダーを作成しています。

 上記将来人口推計によれば、合計特殊出生率を1.44と仮定した場合、日本の総人口は2065年に約8,808万人、100年後に約5,060万人、200年後には1,380万人にまで減るそうです。

 合計特殊出生率とは、1人の女性が一生に産む子供の平均数で、人口を維持するには2.07以上である必要があります。1.44というのは2016年の数値ですので、現在同様の出生率が将来にわたって続く、という仮定のもとでの推計になります。政府は少子高齢化への取り組みを進める、というものの、2人の子供を育てるワーキングマザーとして日々子育て環境の厳しさを感じる身としては、日本でこれから子供を産む人数が劇的に増えるとは思えません。よって、出生率が現状維持というのは現実味のある仮定だと思います。

 人口減少カレンダーによれば、2018年には国立大学が倒産の危機に瀕する、とされています。大学に入学する18歳人口は、平成以降は1992年の205万人をピークとして減少し続け、2015年の18歳人口は約122万人、ヤドカリ家の上の子が大学に入学する2029年には約100万人となります。

 わずか15年で20万人も減るのです。一部の難関校、ブランド校以外を除き、多くの大学が経営難に直面することになるだろう、と「未来の年表」では指摘しています。

国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来人口推計」

2.大学全入時代における私立中高進学の意味は

 自分の子供は、まさに、選ばなければ大学に入れる全入時代に進学先を考えることになります。東京では、中学受験が珍しくなく、ヤドカリ家の学区の公立小学校でも半数は中学受験をするそうです。

 ヤドカリ家の経済状況的には、私立に入れるにはかなり頑張らなければなりません。私立の環境は素晴らしいと聞くと心惹かれる一方で、経済的にはかなりの出費となります。さらに、私立中高に入学した後やってくるのは、難関大学以外は淘汰される時代です。難関大学にこだわらず、大学進学だけを考えるなら、私立である必要はないと言えます。

 その場合、私立に行かせる分のお金を海外留学の資金に回したり、より有意義な使い方があるかもしれません。ただでさえ、いい大学→いい会社→いい人生という方程式が成り立たなくなっている世の中です。

 何を優先して教育資金を使うのが良いか、改めてよく考える必要があるなと感じさせられた一冊でした。