ヤドカリ船長の航海日誌

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ソシャレン2 サラリーマンが半年ソーシャルレンディングに投資してわかった、3つのメリットとデメリット

こんにちは。ヤドカリ船長のパパです。

ソーシャルレンディングを始めて半年経過しました。

ソーシャルレンディングの分配金で毎月1万円程の収入を得られるようになりましたので、サラリーマンがソーシャルレンディングを経験してわかったメリットとデメリットをまとめます。 

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3つのメリット

実際に投資した経験よりメリットを3点まとめます。

メリット1.利回りが高い(5%〜10%)

ソーシャルレンディングは貸し倒れリスクがありますが、利回りは5%〜10%。銀行の定期預金の約250倍の利率です。

いまの銀行の定期預金金利は0.01%〜0.02%。これでは、10万円を1年間預けても10円〜20円の金利にしかなりません。

 

株式、債券の利回りとの比較をするとどうでしょうか。以下のグラフでは2012年〜2017年の資産別利回りを示しました。株式(日本株・先進国株)は平均17〜19%、債券(日本国債、先進国債、新興国債券)は平均2.9〜8.9%です。ソーシャルレンディングに投資することにより、債券への投資と同じくらいのリターンが期待できることになります。

 

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出典:たわらノーロード 先進国株式 交付運用報告書

メリット2.株・債券のように日々の値動きを気にする必要がない

株式・ETF・投資信託に投資した場合、為替や株価の値動きにより毎日評価額が増減します。ヤドカリ家の方針は長期投資でリターンを狙う方針のため、日々の値動きを気にしないようにしていますが、やはり気になってしまうのが人間です。

 

一方ソーシャルレンディングは投資期間満了(3ヶ月〜2年間)となるか、事前償還、月1回の分配金以外には評価額の増減はありません。

これを面白くないと感じる人もいるかもしれませんが、サラリーマンの私は日々の資産変動がない方が仕事や生活に専念できて、心の健康にも良いと感じています。

 

メリット3.少額で不動産投資が可能

ソーシャルレンディングの投資先には不動産投資が多くあり、実質少額の不動産投資ができます。ポートフォリを分散して組みたいとき株式・投資信託の他に、不動産も投資先の選択肢の1つです。

ただ、ヤドカリ家の場合、子供の教育費の出費が見込まれるため、大きなリスクは取りたくないですし、借金(レバレッジ)によるマンションなど不動産投資は私には向いていないと感じています。

しかし、現物の不動産投資に比べてリターン・リスクを下げたソーシャルレンディングであれば手軽にできて、投資先の分散の観点からも望ましいと思います。

 

3つのデメリット

ソーシャルレンディングはメリットだけではありません。
デメリットを理解しながら、ソーシャルレンディング事業者とローンファンドの選び方について注意する点をまとめます。

デメリット1.貸し倒れリスク

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ソーシャルレンディングは私たち投資家からお金を集めて、借り手に融資します。その返済の金利の一部を配当として投資家がもらう仕組みです。

よくあるケースでは、借り手が不動産投資のためお金を必要とする際に、銀行からの借り入れ(シニアローン)の不足分を補うため、ソーシャルレンディング事業者から借り入れ(メザニンローン)をおこないます。

この場合、借り手が事業の失敗・倒産などで返済が滞った場合は銀行(シニアローン)から先に回収されます。そのため、ソーシャルレンディング事業者(メザニンローン)は融資を全額取り返せないリスクが高くなるため、利率が高く設定されているのです。

 

ソーシャルレンディング事業者は、不動産担保を設定するなどリスクを減らす取り組みを行っていますが、投資家の私たちも分散投資などの対策が求められます。

 

参考までに、ソーシャルレンディング事業者最大手、maneoマーケット株式会社が運営する「maneo」の実績を調べてみました。

  • 2017年11月のローン成約合計額911.5億円
  • 遅滞中 3件 4,534万円(0.049%)
  • 貸し倒れ 0件

マーケット情報|maneo(マネオ)|ソーシャルレンディング

好景気であるため成績は良いだろうと想定していましたが、マネオが設立された2008年〜現在までの成績は想像以上に優秀で、貸し倒れはゼロとなっています。

デメリット2.未成熟な市場と事業者の存在

投資リスクはあるものの、借り手の貸し倒れが少ないことを見てきました。しかし、ソーシャルレンディングは日本では2008年頃からスタートした非常に新しい市場であり、近年参入する事業者が増えたことから、事業者の質が担保されないケースもあります。

今年3月には、高利回りの金利で集めたお金をグループ会社の運用に使い、投資家への返済計画が遅延する事件が発生しました。事件を受けて、証券取引等監視委員会は当該事業者に行政処分を行うよう、金融庁に勧告しました。

このような事件により、市場の健全性を保つための仕組みが導入され、ソーシャルレンディング事業者が育つことを期待しますが、いま、私たち投資家ができることは、信頼できるソーシャルレンディング事業者を選び、分散して投資することです。

デメリット3.投資期間中の払い戻しができない(低い資金流動性)

投資を開始すると投資期間中の払い戻しができません。

例えば、10万円を投資期間12ヶ月のローンファンドに投資すると、投資元本10万円は12ヶ月手元に戻りません。

高配当のため投資額を積み増したくなりますが、流動性が低いことを忘れずに今後の出費を見越して投資額を見極める必要があります。

 

次回は、ソーシャルレンディング事業者比較とローンファンド(案件)を調べます。