ヤドカリ船長の航海日誌

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知っていますか?始めたばかりの人に伝えたい投資信託・ETFの費用面

こんにちは。ヤドカリ船長のパパです。 

インベスターZの影響を受けた妻が個別株式投資に関心を持ち始めていますが、船長の方はブレることなく笑、投資信託・ETF投資を黙々と実行しています。

今回は、投資信託・ETF投資にかかるコストについてまとめました。

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つみたてNISA開始を前に改めて手数料に注目!

2018年からスタートするつみたてNISAでは、金融庁が次のような手数料の条件を設定しています。つみたてNISAで購入できるのは、条件をクリアした投資信託のみとなります。

  • 購入時「販売手数料」ゼロ(ノーロード)
  • 運用期間中に支払う「信託報酬」の上限
    0.5%(国内株インデックス等)〜1.5%(海外株アクティブ等)※税抜き年率

選択肢の幅が狭いという批判があるようですが、知識のない投資初心者が手数料が高く利益が出づらい投資信託を掴まないようにするためには良い取り組みです。

私が窓口で初めて購入した投資信託「フィデリティ・世界3資産・ファンド(毎月決算型)」は、もちろんつみたてNISA対象外です。

 

手数料率は例えば消費税と比較すると低い(0.01%〜1%)ですが、投資金額が大きくなると無視できない額になります。

たとえば、100万円投資時の 0.1%は1年間で1,000円。1,000円あれば贅沢なランチを1回食べられますよね。

投資額

年間費用

1%

0.5%

0.1%

¥100,000

¥1,000

¥500

¥100

¥500,000

¥5,000

¥2,500

¥500

¥1,000,000

¥10,000

¥5,000

¥1,000

¥5,000,000

¥50,000

¥25,000

¥5,000

¥10,000,000

¥100,000

¥50,000

¥10,000

¥50,000,000

¥500,000

¥250,000

¥50,000

どこで費用が発生するの?

さて、手数料と一言でいっても、色々な種類があります。

以下の図の通り、投資信託・株の売買、維持、利益発生時に費用が発生します。

こう見ると結構多いですね。

  • 売買時   「購入手数料」「売却手数料」
  • 維持    「信託報酬等」
  • 利益発生時 「配当金」「譲渡益」

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売買時と維持に関わる費用を実際に調べてみました。
ヤドカリ家で購入したことのある次の投資信託・米国株(ETF)で費用計算しています。

分類

銘柄

特徴

投資信託

ひふみプラス

国内外の上場株式を対象としたアクティブ投資信託

投資信託

たわらノーロード 先進国株式

MSCIコクサイ・インデックス

日本を除く先進国上場企業の株式指数

米国株
ETF

Vanguard Total Stock Market ETF (VTI)

米国の株式99.5%以上をカバーするインデックスファンド

売買時にかかるのは、 購入手数料と売却手数料

投資信託の場合

購入時には「買付手数料」、売却時には「解約手数料」「信託財産留保額」で手数料が発生します。

多くの投資信託「買付手数料」は無料(ノーロード)です。
具体的には、SBI証券では取り扱う投資信託2,533本のうち、1,189本(47%)が無料(ノーロード)でした。

売却時の「解約手数料」、「信託財産留保額」も取らないファンドが多いようです。

銘柄

買付手数料

インターネット/対面販売

解約手数料

信託財産留保額

ひふみプラス

ノーロード/2.16%

なし

たわらノーロード 先進国株式

ノーロード/ノーロード

なし

インターネットと対面販売は手数料が違う銘柄があることをはじめて知りました。

米国ETFの場合

米国ETFの取引手数料には、ドル・円を交換するための為替手数料と、ETF取引手数料の2つがあります。

為替手数料

米国株を購入するためには日本円を米ドルに。また、株売却時の米ドルを日本円に戻すためにも両替が発生します。

SBI証券・ネット銀行の為替手数料(両替)は1ドルあたり4銭です。
100万円を米ドルに両替した場合、為替手数料は348円、ドル購入額の0.03%です。
※為替115円、スプレッド(為替手数料)4銭の場合

米国株取引手数料

米国株取引には買い・売りともに手数料がかかります。
米国株を扱う主要ネット証券の手数料は次の通りです。

 

SBI証券

マネックス証券

楽天証券

米国株 手数料

約定代金の0.45%(税込0.486%)

・最低手数料:5ドル(税込5.4ドル)

・上限手数料:20ドル(税込21.6ドル)

NISA口座

追加条件

海外ETF

買付手数料 0円

海外株(ETF含む)

買付手数料

全額キャッシュバック

海外ETF

買付手数料

全額キャッシュバック


上の表にある通り、最低手数料が5ドルなので、少額の取引では手数料負けする可能性が高くなります。逆に、上限手数料が20ドルなので、手数料率を下げるためには、50万円(1ドル100円の場合)を超えればその分手数料率が安くなるということですね。

投資額

為替 115円時

手数料

$1,111 まで

¥127,778

$5.00

$4,115 以上

¥473,251

$20.00

しかし、NISA口座であれば、米国ETFの買付手数料がかかりません。
NISA口座で米国ETFに投資する場合、少額でも為替手数料のみで投資できます。
つまり、少額から米国ETFに投資するためにはNISA口座必須です。

維持費

投資信託の場合

投資信託の運用のために投資家が支払う費用が信託報酬です。
SBI証券で購入可能な投資信託を調べたところ、信託報酬が最も多いのは年1.62%〜2.16%で全体の46%でした。

投資信託は買付手数料より維持するための信託報酬を気にしなければなりません。

信託報酬/年

ファンド数

比率

0.54%以下

179

7%

0.54%〜1.08%以下

408

16%

1.08%〜1.62%以下

737

29%

1.62%〜2.16%以下

1,174

46%

2.16%超

31

1%

合計

2,529

100%

ひふみプラスの信託報酬は投資信託説明書(交付目論見書)によると1%前後です。

投資信託説明書(交付目論見書)

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また、信託報酬以外にも監査費用、その他費用を負担する費用として記載がありますが、毎年変わるためいくら必要か記載はありません。

ひふみプラス全体の維持費は、運用報告によるとの1.366%であることがわかります。

ひふみプラス 運用報告書(第5期)

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たわらノーロード 先進国株式の維持費は、目論見書の信託報酬 0.243%/年ですが、実際の運用結果は0.229%/年でした。

たわらノーロード 先進国株式 運用報告書 第1期<決算日2016年10月12日>

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つまり、実際は目論見書の信託報酬よりも0.02〜0.3%手数料が余計に取られるわけです。日経平均などと連動するインデックスファンドの場合、信託報酬のみならず、トータルの手数料にも注意して選びたいものです。

米国ETFの場合

ETFは投資信託に比べて安い維持費で注目されています。
特に、バンガードのETFは類似のファンドに比べて維持費が安い傾向です。

バンガード VTIの維持費は 0.04%/年 Vanguard - Vanguard fund

100万円投資しても、400円/年。投資信託と比べても桁違いで安いことがわかります。

まとめ

100万円を年利3%と年利4%の1%差で複利運用すると、初年度の差は1万円ですが、20年後には39万円の差となります。

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資産形成には収益面のみならず、費用面も大切です。

 

ロボアドバイザーのウェルスナビ、THEOは売買時の費用ゼロ、維持費1%。
ドル建てETFを毎月積立できること、また数ある投資信託の中から投資先を選ぶ時間的な手間を考えると、ロボアドはやはりお得感がありますね。