ヤドカリ船長の航海日誌

ラットレースから飛びだせ! 共働き子育てサラリーマン夫婦の投資、資産形成、教育ブログ

子供のバレエ教室の選び方

こんにちは、ヤドカリ副船長の妻です。

ヤドカリ家の長女はバレエを習って3年目になります。

踊ることが好きな娘は、バレエ教室の見学に行くと一目で気に入り、年長から教室に通い始めました。小2の現在は週3回のレッスンに通っています。

女の子の習い事としては比較的メジャーなバレエですが、色々と奥が深く、始める前に検討しておいた方がいいポイントが結構あります。

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1.日本のバレエ事情

(1)バレエ教師に資格は必要ない

日本にはバレエ教師の資格はありません。つまり、誰でもバレエ教師になれるのです。

「バレエ」という名前がついていても、教えているのはバレエ風のストレッチもしくはダンスという教室も少なくありません。必ず教師のプロフィールを確認し、できればバレエ団で踊ったことのある教師が在籍する教室を選ぶことをオススメします。

(2)日本にプロのバレリーナは存在しない

日本はバレエ人口が世界一とも言われます。ですが、プロとして、バレエで食べていくのは日本では不可能です。バレエ団は数多くあれど、公演のためには団員がチケットを買い取って売らなければならず、出演者の給料はなし、という場合がほとんどだそうです。バレエの公演を観に行ったことがある人が少ないことを考えれば、納得ですよね。

そのため、バレエのプロを目指す場合は海外のバレエ団への入団が必須となり、ステップとして留学や大きなコンクールでの入賞が必要になります。

(3)トゥーシューズを履いて踊るには週2回以上のレッスンが必要

バレエといえばトゥーシューズですが、トゥーシューズで踊るにはきちんとした足の筋肉と訓練が必要です。バレエを始めると、まず底の平らなバレエシューズでのレッスンからスタートします。大半の時間がストレッチやバーレッスンで、この積み重ねがなければトゥーシューズを履いても綺麗に踊れないばかりか、怪我をして足を痛めることになってしまいます。

また、トゥーシューズを履くことを目指す場合は、週に1回のレッスンでは足りず、最低でも週2回、通常は週3回、より高いレベルを目指すには週3回以上のレッスンが必要になります。

さて、華やかそうに見えて、中々厳しいバレエの道。それでも子供が習いたいと言った場合、始める前に検討しておいた方がいいポイントがあります。

2.バレエを始める前に検討すべき3つのポイント

ポイント1.どこまでお金をかけるか

バレエには、お金がかかります。月謝は5,000円〜1万5,000円の教室が多いようですが、発表会の費用と頻度により年間の支出額が大きく変わります。発表会の費用は1人10万円程度が一般的で、高いところはもっとかかります。バレエは舞台芸術なので、通常のレッスンのみで発表会には参加しない、ということはできません。もし、コンクールに出れば、衣装代、レッスン代など発表会以上の金額がかかることになります。

発表会は年に1回のところ、2年に1回のところがあるようなので、見学に行く際にきちんと確認した方が良いと思います。

ポイント2.どこまで時間をかけるか

バレエは拘束時間が長いです。トゥシューズを履いて踊るだけで週3回、発表会前には週4回になることも普通です。さら上のレベルを目指してコンクールなどに出るとなると、ほぼ毎日レッスンが必要になります。バレエはピアノとは違って、踊れるスタジオが必要なため、家で自分で練習することはできず、レッスン=教室に通うことが必須です。始める前に、どのレベルを目指すのか決めておくと、教室を選びやすいと思います。受講できる回数が多い教室ほど、上達のチャンスがあると言えるでしょう。

また、忘れてはいけないのが親のサポートがどの程度求められるかです。バレエ教室によっては、親は発表会のお手伝いが必須で、我が子の踊る姿をじっくり見る余裕がないところもあるようです。

ポイント3.いつまで続けるか

バレエは地道な基礎の積み重ねです。トゥーシューズを履けるようになるまで、4〜5年かかることも珍しくありません。小1で始めた場合、やっとトゥーシューズを履けるのが4、5年。その頃になると、中学受験のための塾に行く子も出てきます。もし、お金と時間が許すとして、コンクールにも出るような教室に通った場合、中学受験との両立は至難の技となるでしょう。もちろん、偏差値を求めない受験であれば大丈夫ですが、そうでない場合はバレエを諦めるか、もっとゆるい教室に変わるかという選択が必要になります。

トゥーシューズを履けるまでなのか、受験までなのか、子供が辞めるというまでか、始める前から辞めることを考えるなんて、と思う方もいると思いますが、長く続けたければ、辞めどきをイメージすることはとても大事だと思います。

さて、これらのポイントを検討し、複数の教室を見学した結果、ヤドカリ家は、小学生は一律週3回のレッスン、発表会は毎年1回、受験をする子はレッスン回数を減らしてもよく、発表会には親の手伝いは一切不要、という方針の教室を選びました。

満足のいく教室選びには、リサーチが不可欠です。

バレエの世界を知るのに「バレエを習うということ」という本と「ファースト・ポジション」という映画がオススメです。どちらも、バレエの厳しさと素晴らしさを教えてくれます。